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セシウム137の全国分布推定地図

Cesium-137 deposition and contamination of Japanese soils due to the Fukushima nuclear accident(PDFファイル0.98MB)

セシウム拡散を中部山岳が防ぐ 名大など解析 西日本汚染度低く

 福島第一原発事故で放出されたセシウム137の全国分布を推定した地図を、名古屋大学の安成哲三教授、東京大学の早野龍五教授らとノルウェー大気研究所のグループが作った。 同量程度、セシウム134が飛散したと想定されているが、地図には含んでいない

 西日本は汚染度は低いが、四国や中国地方の山間部では周囲よりやや濃い場所が示された。15日発行の米国科学アカデミー紀要に発表する。

 安成教授らは、文部科学省が各都道府県で観測したセシウム137の値を使い、大気研究所の計算結果を補正。3月20日から4月19日までの1ヵ月間で、各地の降下量が分かる全国分布図に仕上げた。

 シミュレーションで作成された分布図は、岩手から岐阜までの18都道府県で行われた文部科学省の航空機モニタリングの実測値とよく合致。北海道や中国、四国地方の一部への飛散した可能性があることが示された。いずれも米ソなどの核実験で、過去に日本に飛来して土壌に残存するセシウム137の量(1キログラム当たり数十ベクレル)と同等だという。

 安成教授は「西日本の汚染が少ないのは中部の山地が流れを止めたから。北海道や四国、中国では、原発上空の高気圧で押し出され、低気圧などに流れ込んで雨とともに降った」と説明した。

 同研究所は事故直後から放射性物質が広がるパターンを刻々と計算し、インターネットに公開して注目された。

(c)東京新聞

北海道や中国・四国にも拡散か[NHKニュース]



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