「知ろう 学ぼう 放射線」横浜市
9月5日横浜県民センターにて、横浜市主催の「知ろう 学ぼう 放射線」という講演会が開かれました。そこで、配られた広報誌が9月10日、市内全世帯に配布されるとのことです。
この放射線特集号は135万部作成。
印刷・配布等合計で880万3,000円。
放射能安全講演会費用が174万5,000円。
あわせると1,054万8,000円。
このうち唐木英明東大名誉教授への謝金は9万7500円。
当初の数字と若干変わってきましたが、約1,000万超あればベラルーシの学校に配備されているという食品の放射能汚染測定器をたくさん買えます。
太田正孝市議会議員の掲示板に寄せられた読者様からのコメントを転載
[1] 被曝の影響について、「がん」しか言及していないが、ニューヨーク科学アカデミーが今年3月に特集したチェルノブイリ事故の総括報告や、ウクライナ政府が発表した事故後20年の報告では、がんをはじめあらゆる疾患が増加し、たとえば自然流産のオッズ比が低線量でも上昇している。上記の報告書からは、健康(無症状)な状態で数年後にいきなり癌になるというより、免疫低下による感染症、消化器疾患、中枢神経疾患など多くの疾患の罹患率上昇が生じる中、癌も多くの疾患のひとつとして生じるという印象を受ける。
[2] 健康への影響に関して、放射能の影響と、心配・不安などによるストレスの影響が論じられているが、病態生理の観点からは次元が異なるので、疫学的なリスクから同列に比較してもあまり意味がない。(※放射能の影響に加えて、心配・ストレスの影響が加算されるというような書き方であれば妥当と思われる。)
[3] 食品の基準値でセシウムが年間5mSvで厳しい値と書かれているが、公衆被曝の日本の法律は年間1mSvであり、ドイツの法律での基準は公衆被曝は年間0.3mSvである。食品のセシウム基準も委員会の暫定的なガイドラインであって法律(国会で決められた法令)ではない。「厳しい値」というのは海外の規制、特にチェルノブイリ事故を経験したウクライナやベラルーシの基準を含めて概観すると、適切な表現ではないと思われる。
[4] 規制値の決め方は、実効線量5mSvと定めてそこから出発している。その被曝量は安全かどうかの言及について明確に書かれていないが、中央の表の自然放射線や外部被曝の量と比べて低いということを示しているようである。人工放射線同位元素の人体に与える影響は自然放射線同位元素や外部被ばく、さらに患者さんにとって診断等のメリットのある医療被曝とは全く異なるもので、単純に比較できない。
(裏面)
[5] モニタリングポストのグラフについて、フォールアウト前に比べて、フォールアウト後は基線が上がっており、完全に戻っていない。
[6] 給食の残品検査で牛肉が暫定規制値を超えたことは記載されているが、その対応について具体的に記載されておらず、毎日1検体の食材検査が行われていることが示されているのみ。
[7] 下水の欄で0.06~0.1μSv/h、ごみの欄で0.06~0.13μSv/h で周囲の空間線量と同等と書かれているが、左欄にかかれている空間線量の0.03μSv/h と比較して最大値が3~4倍程度であり、同等とはみなせない。日本の法律では公衆被曝1mSv(年間)と定められており、そのすべてを空間線量としても(内部被曝ゼロと考えても)、1時間当たり0.11μSv/h が限度となる。
この講演会の概要は以下の通り、
・講師 井上登美夫氏(市大放射線医学講座 教授)
寺田宙氏 (国立医療保険科学院主任研究官)
・コーディネーター
唐木英明氏 (東大名誉教授・日本学術会議副会長)
・パネリスト
井上登美夫氏
寺田宙氏
豊澤隆弘氏 (横浜市保健所長)
パネルディスカッション 「原発」今こそ考えよう~市民が拓く 日本の未来 地域の未来~
専門家でも意見が分かれる放射能問題。横浜市の講演は、安全派の方たちでしたので、9月18日に開催される以下の専門家のパネルディスカッションにも是非とも注目して頂きたいと思います。
「原発」今こそ考えよう~市民が拓く 日本の未来 地域の未来~
パネリスト
河野太郎さん(衆議院議員)、後藤政志さん(原子力プラント設計技師)、水野誠一さん(元西武百貨店社長)
2011年9月18日(日)13時半から15時半
メロンディアあざみ野
神奈川県横浜市青葉区新石川1-1-9 tel 045-909-1790
参加費は前売券1,000円、当日券1,500円。定員は230名なのでお申し込みはお早めに。
チケットの申し込み、問い合わせは下記まで。
080-1337-6532(受付時間10時から17時)
forsymposium@gmail.com
原発問題を考える瀬谷区民のつどい
9月9日に若葉台中学で「放射能汚染から家族を守るために」ということで放射線被曝とそこからどう子どもたちを守るかを解りやすくお話をしてくれた、日本大学環境放射線学の野口邦和さん(「放射能からママと子どもを守る本」の著者)が「放射線の被曝量はできるだけゼロに近づける」という立場から横浜市広報「放射線特集号」への全面反論を行います。
瀬谷区の地域型の学習会ですが、解りやすいお話で今後の取り組みの力になると思います。
日時 10月15日(土)13時開場
会場は瀬谷区公会堂ホール
参加方法 チケット制です。事前申し込みください。
実行委員会メール
no.genpatu@gmail.com
または0453670508 建設横浜 (高細)または08051920212ケイタイまで。
定員300人です。
保育室あり。
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唐木英明氏に関する週刊誌記事 - 原発関連御用学者リスト(医学関係)唐木 英明
- 東大名誉教授、獣医師、農学者(獣医薬理学)、世界健康リスクマネージメントセンター国際顧問、食品安全情報ネットワーク代表者
- 狂牛病界の内河健



