福島県は7日、同県二本松市の旧渋川村の農家一戸が収穫したコメから国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える780ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。県産米の規制値超えは福島市、伊達市に続き、三市に広がった。
これを受け政府は、旧渋川村一帯のコメの出荷停止を8日にも県に指示する方針を固めた。旧渋川村の農家が収穫した問題のコメ約1トンは自宅のほか、近隣住民が保管し、一般に流通していない。
規制値超えは今回、旧渋川村の一戸のほか、福島市大波地区の三戸の収穫米で新たに判明。三市での規制値超えは計22戸になった
基準値超えで出荷停止となった福島市の大波地区や渡利地区、伊達市の旧小国村と旧月舘町は福島市の東側周辺に集中しているが、二本松市の旧渋川村は南側に当たる。
(c)東京新聞 平成23年12月8日

