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給食問題

チェルノブイリから1000キロ離れたオーストリア人の被ばく

チェルノブイリ原発事故が起こった1986年の4年後、高木仁三郎・渡辺美紀子著の『食卓にあがった死の灰』(1990年、講談社現代新書)が出版されました。

本書には、事故後のさまざまな経路から生じる被爆の割合について、オーストリア(※オーストリアはチェルノブイリから1000キロ以上離れている)に住む平均的な人に対して見積もった値も掲載されています(P88)。それによると、圧倒的に大きいのが食品による内部被爆(80%)で、次に大きいのが地表の汚染による外部被爆(15%)であることがわかります。


放射能雲(湿分80-90%、乾燥分に10~20%)は、
呼吸 5%
食品 計80%(植物・野菜 26%、ミルクとチーズ 38%、肉 16%、魚 0.1%以下、飲料 0.1%以下)
土壌(地表からのガンマ線)15%
の割合で人体に吸収されたようです。

内部被爆が約8割!やはり、植物・野菜、ミルクとチーズからの吸収率が高いですね。また、地表からの外部被爆も・・・ できるかぎり早く除染したいですね。


また、チェルノブイリ後1年間に、オーストリアの平均的人々は、0.92ミリシーベルトの被爆があったことも明らかになっています。「そのうち約71%にあたる0.65ミリシーベルトがセシウムによるもので、地表の汚染等による外部被爆が14%、初期の呼吸(主としてヨウ素)によるものは5%、食事によるヨウ素の摂取が4%、その他5%」(p194)だったとのことです。
セシウムによる内部被爆の割合の高いことがわかります。

チェルノブイリの教訓から学べること。
福島第一原発から260キロ程度離れた土地にいる私たち親が子どもたちのためにできること。
それは、
・放射能に汚染された食品をできるかぎり摂取しないこと(基準値の引き下げ!)
・地表からの外部被爆をなるべく減らすこと(除染!)
ではないでしょうか。



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