原発事故による放射能被害の深刻さを伝えるイラストレーター柚木ミサトさんの作品「あかいつぶつぶの絵」の展覧会が19日、横浜市青葉区あさみ野1丁目の「スペースナナ」で始まる。関東では初めての開催。23日まで。
シンプルで伸びやかな黒い線で描いた子どもに、赤い点が降り注ぐ。この点が放射能を意味する。
「見えないから意識しないが、そこに放射能がある。現実を突きつける、カワイイけど恐ろしい絵です」。
展覧会を企画した同区在住のグラフィックデザイナー、青木真紀さん(37)は言う。
絵は放射能から子どもたちを守りたいと願う柚木さんがネット上で発表し、無償で利用できるようにした。放射能被害を伝えるパンフレット、チャリティー用の缶バッジなど、様々な形で全国へ広がり、放射能汚染から子どもを守るシンボル的な存在になった。
青木さんは「事故から半年たち、関心が薄れている気がする。子どもたちを守るためにも、絵を見て、考えるきっかけにして欲しい」と話している。
12点を展示。問合せはスペースナナ(045-482-6717)。

